転職成功者インタビュー

四電エナジーサービス株式会社
鈴木誠さん(仮名・施工管理) 29歳

子育てのために高知へIターン。そこで手に入れた家族との時間と自分らしい働き方。

第一子の誕生を機に愛知県から配偶者の故郷である高知県へ移住した鈴木さん。新卒から約10年間、大手設備会社で配電線工事の現場に従事してきたものの、以前から自身の働き方に対して漠然とした違和感を抱えていたという。

「環境を変えたい、もっと自分らしく働きたい」そうした希望と家族への想いが重なり、高知へのIターン転職を決意。リージョナルキャリア高知との出会いを経て、四電エナジーサービス株式会社への入社を果たした。

現在は施工管理職として自らスケジュールを調整しながら業務に邁進。家族のサポートを受けながら公私ともに充実した日々を送る鈴木さんに、転職の経緯と現在の心境を語ってもらった。

※本記事の内容は、2026年1月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
0回
活動期間
エントリーから内定まで63日間

転職前

業種
総合設備業
職種
配電工事
業務内容
配電線の新設、移設、点検作業、および緊急対応業務

転職後

業種
設備サービス業
職種
設備管理
業務内容
空調設備等の保守メンテナンス、新規据付、取替、修繕

10年続けた配電線工事の現場から、Iターン転職を機に設備管理へキャリアチェンジ。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

設備サービス部門に所属し、主に四国電力グループの施設における空調設備の保守点検業務を担当しています。

具体的には、四国電力の事業所や変電所といった施設のエアコンなどが正常に稼働しているかを確認し、必要であれば修繕を行います。

私自身が手を動かして修理をするというよりは、協力会社と一緒に現場を回り、監督として作業の管理を行うのがメインです。

技術者さんとコミュニケーションを取りながら、安全かつ円滑に作業が進むよう現場をコントロールしています。

一方で、協力会社に委託せず自分たちで行う業務もあります。例えば、ビル内の空気環境測定などは私たち四電エナジーサービスの社員が直接行います。

担当エリアは高知県内全域で、電力施設の他にも市役所や福祉施設などの空調点検も手がけており、日々さまざまな現場へ足を運んでいます。

入社前のご経歴を教えてください。

高校卒業後は愛知県にある総合設備会社に入社し、10年間勤めていました。配属されたのは配電線工事部門で、電柱に登って電線を工事する仕事に従事していました。

主な業務は電柱の新設や移設、電線の張り替え、そして停電時の緊急対応などです。

電気というインフラを守る仕事なので、何よりも安全が最優先されます。高所作業車やクレーン車を操作し、高圧電流が流れる活線作業を行うこともありました。

現場では常にチームで動きます。作業前には必ず危険予知活動を行い、誰がどの役割を担うのか、どういう手順で進めるのかをチーム全員で確認し合います。

少しのミスが大きな事故につながるので、チームワークとコミュニケーションを徹底的に叩き込まれました。体力勝負の面もありましたが、インフラを支えるやりがいのある仕事でしたね。

転職のきっかけは?

一番のきっかけは子どもが生まれることでした。妻の実家が高知県にあり、「高知で子育てをすれば、義母のサポートも受けながら妻の負担を減らせる」と考えたのが始まりです。

出産を控えた妻が安心して子育てできる環境を整えたいという想いがありました。また、私自身「仕事の環境を変えたい」という想いもありました。

前職では大規模な組織の中で、常に大人数のチームで動くことが求められていましたが、もっと少人数でスピーディーに動いたり、自らの裁量で段取りを組んだりする働き方が性に合っているのではないか、という想いが以前からあったのです。

「環境を変えてみたい」「新しいことに挑戦してみたい」。そんな好奇心と、これから生まれてくる家族の生活環境を良くしたいという想いが重なり、思い切って高知へのIターン転職を決断しました。

転職活動はどのように進めましたか?

子どもが生まれる約3カ月前から動き出しました。まずは転職サイトに登録して求人を見たり、スカウトメッセージ経由で企業の説明を聞いたりしました。

ただ、出会える企業の数は限られており、「自分に本当に合っている仕事なのか、他にもっと可能性がないのか」少し迷いも生じていました。

そんな時、妻の親戚の紹介でリージョナルキャリア高知の存在を知りました。

リージョナルキャリア高知のコンサルタントに相談してみると、これまで見えていなかった求人や自分の適性を踏まえたアドバイスをもらえました。

自分の内面まで深く理解してくれたうえで企業を紹介してもらえ、納得のいく形で転職活動を進めることができました。

今の会社に決めたポイントは?

四国電力グループという安定基盤は大きな魅力でした。また、「働き方」も大きな決め手になりました。

面接の際、業務の進め方について詳しく聞いたのですが、「基本的には一人、もしくは少人数で動く」「自分の担当エリアのスケジュールは自分で管理して決める」というスタイルだと知りました。

これはまさに、私が想い描いていた理想の働き方そのものでした。「この働き方なら、自分らしく前向きに仕事に向き合える」そう直感しました。

一次面接を終えた時点で、「ここで働きたい」という気持ちは固まっていましたね。

肩の荷が下りたような解放感。家族の支えと豊かな自然の中で見つけた充実した日々。

転職していかがですか?

率直に言って気持ちがすごく楽になりました。前職時代に抱えていた働き方についての違和感が解消され、肩の荷が下りたような感覚です。

もちろん、住む場所も仕事も変わり、まったく知らない土地で一から人間関係を築くことへの不安がなかったわけではありません。

しかし、実際に働き始めると不安よりも「自分で決断して行動し、環境を変えることができた」という自信と達成感の方が大きかったです。

新しい職場のメンバーもとても話しやすく、分からないことがあればすぐに聞ける環境なので安心して業務に取り組めています。

何より、自分の性格に合った働き方ができていることで、精神的なゆとりが生まれました。移住という大きな決断でしたが、思い切って動いて本当に良かったと心から感じています。

転職して良かったと思うことは?

やはり、妻の実家の近くに住むことで義母からサポートを受けられる点は非常に大きいです。

初めての子育てで大変な時期ですが、家事や育児を家族みんなで分担できているおかげで、夫婦だけで抱え込むこともなく、家庭内の雰囲気がとても良いです。

家庭が安定していると仕事にも集中できます。また、自分自身でスケジュールをコントロールできるため、プライベートの予定も立てやすくなりました。

仕事が終わって家に帰れば、心に余裕を持って子どもと向き合う時間が取れます。

家族との時間を大切にしながら、責任を持って仕事に取り組める。このバランスの良さは今回の転職で得られた一番の成果だと思っています。

困っていることや課題はありますか?

一番苦労しているのはパソコン業務です。前職は現場で体を動かす仕事がメインだったので、パソコンを使って報告書を作成したりデータを管理したりといったデスクワークはほとんど経験がありませんでした。

今は毎日パソコンに触るので、操作に慣れるまで時間がかかってしまい、そこは自分の中での課題ですね。

また、高知県の地理にまだ不慣れなのも課題です。仕事で県内各地へ行くのですが、土地勘がないので移動ルートを覚えるのに必死です。

業務によっては遠方の現場へ行くこともあり、移動だけで往復数時間かかることもあります。

繁忙期や遠方への出張が重なると、どうしても帰宅が遅くなり残業が増えてしまう月もありますが、そこは自分でスケジュールを調整して別の日に早く帰るなどしてバランスを取るようにしています。

生活面の変化はありましたか?

生活環境は劇的に変わりました。高知は海も山もすぐ近くにあり、自然が本当に身近です。

愛知にいた頃は、自然と触れ合うためにわざわざ遠出をする必要がありましたが、今は少し車を走らせるだけで豊かな自然の中に身を置くことができます。

夫婦ともにドライブが好きなので、休日は家族で海沿いを走ったり、山へ行ったりと、気軽にリフレッシュできるようになりました。

特別な準備をしなくても日常の延長線上でアウトドアを楽しめるのは高知ならではの魅力ですね。

時間の使い方も変わりました。仕事のスケジュールを自分で決められるので、「この日は家族と過ごすために定時で帰る」「この日は仕事を頑張る」といったメリハリがつきました。

土日もしっかり休めるので、家族と過ごす時間の密度が濃くなったと感じています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

もし今、仕事や生活に対して「モヤモヤ」した気持ちを抱えているのなら、どんなに小さなことでもいいので、まずは行動してみることをお勧めします。

私自身、以前は現状に対する不満や悩みがありながらも、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

でも、子どもの誕生をきっかけに思い切って環境を変えてみたことで、驚くほど気持ちが楽になり、人生が好転しました。

転職や移住は勇気がいりますが、立ち止まって悩んでいるだけでは何も変わりません。

自分の人生を決めるのは、結局のところ自分自身。誰かのせいにするのではなく、自分で決断して切り拓いていくしかありません。

動いてみれば案外なんとかなるものですし、新しい発見が必ずあります。現状を変えたいという気持ちがあるなら、まずは相談に行ってみる、話を聞いてみるなど、小さな一歩から始めてみてください。

その行動が、きっと未来を変えるきっかけになるはずです。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
川田 基弘

実は鈴木さんとは以前から面識があり、私の妻を通じて改めてご相談をいただきました。

愛知県の大手企業で活躍されていた鈴木さんが、お子さまの誕生を機に新しい土地へ飛び込む不安は小さくなかったはずです。

「家族との時間を大切にしながら、自分に合った働き方で責任を持って仕事に取り組める。この環境を求めていました」そう語ると鈴木さんの表情が一気に晴れやかになり、いきいきと輝き出した瞬間を今でも鮮明に覚えています。

現在は、まさに理想としていた「家族との時間」と「技術者としてのキャリア」の両立を実現されている鈴木さん。

その充実した姿を拝見し、この素晴らしい巡り合わせのお手伝いができたことを心から嬉しく思います。

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